統括責任者・救護施設浦安荘 施設長 就任のごあいさつ

2026年4月より、社会福祉法人浦安荘の統括責任者ならびに救護施設浦安荘の第七代施設長を拝命いたしました。長い歴史を築いてこられた先人の皆様のご労苦とご尽力に思いを馳せると、身の引き締まる思いとともに、深い感謝の念を抱いております。

1976年、精神障害のある方々への福祉サービスがまだ十分に整っていなかった時代に、救護施設浦安荘は地域で安心して生活することを目的に設立しました。以来、作業訓練や生活訓練を通じて地域生活への移行を支え、精神科病院と社会の中間施設として、再発や再入院を防ぎながら、安定した暮らしを支える役割を果たしてまいりました。

初代施設長・故 杉田兼安氏は、浦安荘の原点となる精神を次の言葉で示されています。

「声なき声を聞きとり、共に喜ぶ交流の中から情愛の通い合う関係を一つひとつ作ってゆくことこそ、障害者に直接関係を職業としている者の使命ではないでしょうか。」

この言葉は、利用者の皆様の思いに丁寧に耳を傾け、共に歩む姿勢こそが支援の根幹であることを教えてくれています。

施設長として、この初心を大切にしながら、時代の変化に応じた新たな支援の形を模索し、今の時代に即した浦安荘を皆様と共に築いていきたいと考えております。利用者の皆様との関わりの中で学び続ける姿勢を忘れず、職員一人ひとりが成長し続けられる環境を整え、理念と実践の両面から浦安荘の未来を創ってまいります。

本年、救護施設浦安荘は創立50周年という大きな節目を迎えます。併設の就労継続支援B型事業所は27年を数え、相談支援事業所、共同生活援助事業など、多様な支援を展開しながら、地域に根ざした福祉の拠点として発展してまいりました。

ともに創る、次の50年へ

~地域とともに歩み、支援の質を高め、人材を育てながら、次の時代へ向けた新たな価値創造に挑戦する~

本年度は、このスローガンを掲げ、これまでの歩みを礎に、次の時代へ向けた一歩を皆様と共に進めてまいります。

今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年4月1日           

社会福祉法人 浦安荘 統括責任者  

救護施設   浦安荘 施設長    

中 山  真    

社会福祉法人 浦安荘 統括責任者
救護施設 浦安荘 施設長

中山 真(なかやま しん)

温もりある地域社会の創造
~安心・笑顔・希望のある人生の応援~

見つけた者には幸運が訪れるという「四つ葉のクローバー」をモチーフに、4つの葉っぱが「安心」「笑顔」「希望」「地域」(基本理念より)を表している。

Ⅰ.利用者に対する基本姿勢

利用者の人権を常に尊重し、サービスの質の向上や環境改善 に積極的に取り組みます。
個人をかけがえのない存在として大切にし、共に生きること を目指し、その人らしい自立した生活ができるように支援し ます。
ひとりひとりの心身の状況に応じた支援をします。

Ⅱ.社会に対する基本姿勢

ノーマライゼーションの理念に基づき、地域社会に働きかけ 地域の方々との交流を深めます。
地域包括ケアの中心的役割を担い、公益的な事業に積極的に 取り組みます。

Ⅲ.福祉人材に対する基本姿勢

良質な社会福祉人材の育成に積極的に取り組みます。
福祉従事者の地位向上に積極的に取り組みます。

Ⅳ.マネジメントに対する基本姿勢

非営利法人にふさわしい透明性の高い運営を行います。

①個人の尊厳

私たち職員は、利用者一人ひとりの人格を尊重し、経験や個性を大切にし、安 心と誇りをもって暮らせるよう支援します。

②自己選択・自己決定の尊重

私たち職員は、利用者中心のサービスに努め、利用者が自ら選択、決定したことを尊重し実現できるように支援します。そのための情報を積極的に提供し、十分な説明と同意を得ることに努めます。

③プライバシーの保護

私たち職員は、利用者一人ひとりのプライバシーを守り、秘密保持、私的空間 と時間の確保に配慮します。

④財産権の尊重

私たち職員は、利用者の年金、貯蓄等の財産を守り、それらの権利が侵される ことなく、本人の希望する生活に支出されるよう支援します。

⑤地域社会との関係

私たち職員は、地域社会の一員としての自覚を持ち、地域に積極的に参加するように努め、利用者が地域社会の中で市民として豊かに暮らせるよう支援しま す。

⑥職員の専門性

私たち職員は、自らの専門的役割と使命を自覚し、日々研鑚、研修に努めます。

⑦サービスの点検

私たち職員は、提供しているサービスが適正かどうかを常に自己点検し、改善 に努めます。また苦情や第三者の評価に対し誠意をもって対処します。

⑧家族との関係

私たち職員は、利用者の支援方針について家族と協議し、家族と職員の相互理解のもとで支援していけるよう努めます。また、家族の人権、プライバシーの保護に配慮します。

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体罰、暴力はもちろん、暴言、威圧、無視などの態度はとりません。
利用者一人ひとりが、安心や自信、誇りを持って暮らせるよう、励ましや配慮ある言葉掛けをします。
利用者からの要望や訴えがあった場合は、すぐ対応するよう努めます。すぐ応じられない場合は、その 理由と、いつまで待てばよいか等具体的に説明します。

施設サービスの利用に関しては、十分な説明をし、同意を得ます。
利用者個人の生活背景等を理解し、その意思や希望を尊重し、実現できるよう支援します。
日常生活に関わる日課、外出、行事、通院、服薬等の情報は分かりやすく提供します。
利用者の自主的活動を積極的に支援します。

個人の情報には守秘義務を守り、記録の管理に配慮します。また他利用者の居るところでは利用者個 人に関わる話はしません。
居室に入るとき、日常生活動作の介助、私物の確認、施設見学者の案内等の場合は必ず利用者の了 解をとります。

利用者の預かり金や所持品の管理は事故のないように努めます。
預かり金は利用者の意思に沿って使われるように努めます。
施設内での利用者の所持品の廃棄には、利用者の承諾を得ます。

地域の一員として、地域の方への挨拶や、地域行事への参加を心がけ、地域との関わりを深めます。
利用者が、社会の一員として生活できるよう様々な社会参加を積極的に進めていきます。
公的サービスやその他の社会資源の利用に関する情報を提供し、利用者が活用していくことを支援し ます。
利用者が、地域で理解を得て協力してもらえるよう、地域との調整などに努めます。

支援者としての自覚を持ち、研修や自己啓発を通して、その資質の向上に努めます。
それぞれの相互点検や協力を通して、組織の一員としての自覚を持ち、チームワークの向上に努めま す。
関係機関、団体などと連携し地域福祉の向上に努めます。
職員の好みや価値観を押し付けず、利用者の意思や考えを大切にします。

サービスの効果や効率について常に点検し、その改善、向上に努めます。
利用者への対応が不適切、また、行動規範に違反するような場合は、相互に指摘し合い是正していき ます。
第三者の評価を受け、サービスの点検に役立てます。

家族と相互理解のもとで利用者主体の支援に努めます。
家族との情報交換を心掛け、より良い利用者支援及び家族支援を目指します。

職員として、対人援助にふさわしい言動、身だしなみに心掛けます。
職員に落ち度がある場合は速やかに謝り、改善します。
職員の私的な都合や利益のために利用者を利用することがないようにします。
職務中は、職員同士で集まり、雑談をするなど仕事以外の行動はとりません。